(師匠の仔イワナポイント)
9月5日 庄川上流
もうすぐ庄川は禁漁ということで、師匠と船長とで行ってきた。誰かと釣りに行くのは久しぶりだな。
いつも通りの掛軸店9時半出発は同じだったものの、事前に昼食メニューの振り分けをしておいたので、バローでウダウダする時間が省略されて現地到着は10時と、我等3人での釣行としてはすこぶる早い到着。
ただ、師匠が「まずはプシュリとやろまい」と言うので、ドッカと座ってプシュリ。結局30分ウダウダしたので、釣り始める時間は、いつもより、ほんのちょっと早い程度か。

それからミミズの船長は上流へ、テンカラの師匠は林道を下って下流へ、フライの私はもう少し下って入渓する。
水位はとことん渇水で、いかにも釣れそうなポイントでも仔アマゴすら出ん。20分で師匠の入ったとこまで来て、それから師匠に追いついて釣果を聞いてみたら「2匹ばらした」らしい。でもバラシたのだから、それは0匹なのです。
そして船長に追いついて聞いてみたら「イワナ1匹釣ったよ。15cm以下やけど」。それもやっぱり釣ったとは言わんのです。0匹なのです。
そして師匠が先行して、それを後ろから見てたらパシリと掛けた。が、テンカララインを手繰ってお魚を掴もうとした瞬間にバレた。やはり0匹なのです。そして3人ともボウズのまま、前半の終了。

場所移動して昼食。
まず船長が、日々のツンツンの成果の鮎を一夜干しにして持ってきて、バーナー用の網焼き機?の上に載せて焼いてくれた。渓流には似つかわしくない香ばしい鮎の香りが漂ってビールが進みます。
それから、私が持ってきた塩ケーちゃんにアスパラとマイタケを放り込む。近頃はあっさりとした塩味が好みになってきた。歳か???
最後に師匠がバジル刻んで、ニンニクやら鷹の爪やらソーセージをオリーブオイルで炒めて、私はその横でスパゲティ用のお湯を沸かして「そろそろ湧いたかな〜」と素手で蓋をあけたら、その蓋の熱いこと熱いこと!!放り投げたら鍋ごと吹っ飛んだ。
スマンです。やっぱり歳です・・・。
仕方なく再度お湯を沸かして(私はノータッチ)スパゲティ茹でて、それをソースに絡めて、最後に海苔佃煮を絡める。和風味はいいなあ〜〜。

後半。ミミズ船長は下流へ。私は上流。師匠はその真ん中でお昼寝。まあ、あんたが一番の正解かも。
で、釣果はと言いますと、私のフライには2回だけ仔魚がからんだ。船長はアマゴとニジマスを釣ったけれどもやはり15cm以下なので0匹。起き上がった師匠も仔イワナだったので0匹。
まあ、3人仲良くボウズということで・・・・・。

アマゴ写真は、船長が釣ったのを船長がW60で撮ったもの。撮影データを見ると1/13秒。目くら打ちなのに手ぶれが無いのは立派です。

(土京川の流れ)
9月11日 土京川
辛い日々が続きますが、今日は和良へ行きました。
途中には釣り人は全く居らず、「もう禁漁になったのか?」と不安に思って年券を確認するも漁期は書かれてない。まあ、去年は大丈夫だったはずだから、今年も9月一杯は大丈夫のはず・・・。
とりあえず、10時半に現地について釣り始めたけど、時折仔アマゴが絡むだけ。やっぱり釣れんのか・・・、と思ったとき良型が(私にとっての)釣れた。体高もあってプックリと太ってる。一杯写真を撮って、もうすっかり満足してしまった。
その後20cmアマゴを釣って12時。

それから少し上流に行って昼食。
いつものように文庫本をペラペラして、ビールをプシュリとやって、スポーツスターに火を着けて、タバコをプカ〜とやってたら、1匹のスズメバチが飛んできた。そしてビール缶に止まって、匂いをクンクン嗅いで、そして、その缶の中にポトリと落ちた。
以前TVで、スズメバチトラップの作り方の中で、たしか日本酒を入れてたのを見たことがある。それに前にも、缶ビールにスズメバチが止まったこともある。きっと彼らは、私と一緒でアルコールは好きなんだと思う。
ただ、そのビールはまだ半分も飲んどらんし、このまま諦めるのも口惜しいし、でも今ここで、そのスズメバチを取り出して、うっかり生きて返してしまって、そいつが仲間の元へ帰って大挙して復讐にきたら怖いし・・・、う〜ん、困った。
仕方ないので、そのビールは諦めて、スズメバチにはそのまんまビールを飲ませて、カップ焼そばを食い終わってから開放した。
もしもあの時、あのスズメバチが後ろから静かにやってきて、私の知らないうちに缶ビールにポトリと落ちて、それを知らずにビール飲んだら、それはそれは恐ろしく悲惨な事になってたでしょう。それを考えると、○○縮み上がってしまいます。

それから1時間半ほど釣って、20cmアマゴを2匹。
なんと今日は合計4匹も釣った。しかも20cm以上のアマゴばかり。大満足して3時で終了。
ちょっと、レベルが低すぎるか・・・・・。

(秋色に染まる)
3連休
今期もあと僅かとなりまして、私、必死になって川へ通います。
以下、この3連休中の歩みを、写真中心に・・・。

18日には土京へ行く。途中の集落には真新しい「クマ出没につき注意」の看板あり。でも私の行く所はもっと上流なので、そこにクマは居ないはず・・・?
谷はやや増水で晴天。最初の30分で1匹釣って、それからまた30分して良型(私にとって)を釣った(トップの写真)。もうこの1匹で今日は満足してしまった。


それからもう1匹釣って前半終了。
場所を変えて昼食してたら1台の車が上流に行った。
その後再び入渓して50m進んだら、さっきの車が止まってた。でも、午前中に満足しきってるので全く腹も立たない。もちろん、その車の彼だって、私が昼食してるのを確認してるのだから(釣りをしてないのを確認してるのだから)あなたは全くルール違反はしてないのです。
少し下流に移動して1匹追加。3時に納竿。

19日はアヒ局さんと坪さんとで牛道へ行く。
谷に下りるとひんやりとした冷気。吐く息が白い!!。釣れんな・・・。


そしてやっとこさ1匹釣った。私の釣果はこの1匹のみ。

牛道の黒っぽいアマゴ。ピント悪いです。

それから昼食。
アサリとホルモン。


野菜も食わねば。


とり軟骨。


美味しかった〜〜〜。
腹いっぱいになったころ、雨がポツポツと降り出してきて終了。
どうもご馳走様でした。

20日は一人久沢へ行く。
いつも何匹もの魚のいる橋の下の淵を覗くも、全く魚影が無い。やっぱり釣れんな。


釣れんと思いつつも1時間。ピクリともしなかった。

早々に移動して、林谷下流へ。
本当は上流に行きたいところだけど、林谷林道は梅雨の雨にやられてしまって、軟弱な私にはとても行けない。ので下流部。
2時間ばかり釣って、18cmくらいを2匹。
まず、サバ。(F1)


そしてアマゴ。


近頃お気に入りの、前ボケ写真2点。

さて今シーズンもあとちょっととなってしまった。
行けるのは23日と26日と、う〜ん、30日も掛軸店を休むか・・・?

去り行くシーズンをとことん惜しむ、私なのでありました。

(秋空)
9月26日 最終釣行
23日、師匠と林谷下流へ行った。
10時半に現地に着いて、雨がザーザー降るし雷も鳴るし、車外へ出たくない。それでビールをプシュリとやって、車の中でグダグダとくだらん会話をする。1時間たっても雨は降り続くので午前中の釣りは諦めて、ウェーダーにカッパ着込んで橋の下に移動。昼食です。
まず18日に和良の道の駅で買ってきた「下呂のケーちゃん(味噌味)」に茄子をぶち込む。このケーちゃんは初めて食しますが、油分が多い。弱火に弱いスポーツスター508Aでも焦げ付かなんだ。美味しかったけど、、我々には油くどい。
それから師匠の作った新米でネギトロ丼をやる。あっさりとして美味しいや。
2時を過ぎた頃になって、ようやく雨も小ぶりとなり釣り開始。私ゃビールをたらふく飲んだし(運転手は師匠なので遠慮がいらない)水も多いし気温も低いのでフライでは絶対釣れんからやる気は無い。けど師匠は「ミミズにぴったりの水況なのだ」と言ってやる気満々。後ろに付き従って進むと、時折竿が曲がる。私が先行しても全く反応はないけど、その後ろの淵に立つ師匠の竿は曲がる。まあサイズは15〜6cmなので腹は立たないけど・・・、エサ釣りは楽しみが多くていいなあ・・・とは思う。もちろん、ポイントによってオモリをとっかえひっかえして、エサを流す棚を変えてる師匠の技量もあるけど、私ゃ、そんなめんどくさい釣りはようせんのだ。
そして師匠が最後に20cmを釣った。リリース前にそのアマゴを借りて、さも私が釣ったかのように写真を撮った。W80も、そこそこいける。


26日、前回に引き続き、師匠と林谷へ行く。晴天。
現地には10時到着。車から外に出るとひんやりとした冷気。でも日差しは暖かい。プシュリとやって30分ほどグダグダと会話する。最近こんなスタートが多いな。
谷に下りる。やや増水。私には釣れる気はするし、時折仔アマゴが出る。3日前とは違って、師匠はあんまり釣れる気はせんらしい。真逆だな。でも、エサこそ釣れるはず。
そのうち私が仔サバ(F1)を釣った。そして18cmサバ(F1)を釣った。こいつは20日に釣ったのと同じポイント同サイズだったから、同じ固体かも知れん。サバ(F1)がそんなに多く生息してるとは思えん。
そんな私を横目に、師匠は淵でウツウツと仔ウグイと戯れてた。そして良型アマゴを掛けた。鼻曲がりの、婚姻色の出た立派な♂だったらしい。が、タモに入れる前に逃げてった。午前中最後のポイントでも掛けて「こいつは良型だ〜〜」と言って、竿を満月にして、私はドキドキして見てたら、タモに収まったそいつは、良型のウグイだった。

それから田茂谷に移動して昼食。
師匠は畠を持ってて、今年は茄子が売るほど取れるらしい。ので今日は茄子ずくし。まず茄子ケーキャン。今回は萩原チキンセンターのピリ辛チキン。定番です。それに茄子をドバッと入れて、それに師匠の畠のパプリカも入れる。ピリ辛の唐辛子も利いて絶品の味わい。茄子にピッタリ。お勧めの一品。ビールが進みますよ。
そして麻婆茄子スパゲッティー。麻婆茄子の素はバローのPBを使用。甘口でお子様には大うけ間違いなし。もちろん大人でも美味い。一杯食った。動けんくらい食った。
でも今日が今シーズン最後。釣らねば・・・。
そして釣る。まあ、そんなに反応がいいわけではない。でも30分くらいして私が20cmイワナを釣る。でも写真を撮ろうとしてる時に逃げた。しばらくして、もう1匹釣った。こいつは写真を撮る。師匠は私の後ろばかりにいるので「フライの後ろじゃあ釣れないよ。フライは川の真ん中歩くから」と言って先行してもらったら、パタパタと2匹釣った。まあ、そういうもんだな。
その後私1匹、師匠数匹釣って。今期終了。

まあねえ、今期は2月からずっ〜と増水に悩まされて、梅雨にはどんどんと雨が降って、暑い暑い夏がとことん続いて、やっとこさ9月になってようやく平穏な渓流になったと思ったら、もう禁漁。あっけないシーズンでありました。
とりあえず、五体満足、無事に禁漁期を終えられたのでヨシとしましょう。
今シーズンも、私の拙い釣果のHPにお付き合い下さった方々には感謝申し上げます。
今後のこのHPの更新は極端に低下しますが、それでも時々には日々の事などを書くつもりですので、これからもどうぞご贔屓下さいマセマセ。

(11月13日の九頭竜)
久々〜〜
えー、久々に更新いたします。とりあえず、”生きてる”ということです。

先週の13日ですが、九頭竜を自転車してきました。
車で夢の架け橋を渡ってとことん進んで、ようやく自転車を下ろして暫くペダルをこいで、そして日の谷へ入って行くと、モグラのようなネズミのような小動物が林道を横切りました。そして数秒間ウロウロしてたので写真を撮りましたが、あまりに小さすぎて写りません。
暫く進んだら、こんどは林道の先をキツネが歩いてます。それはカーブを曲がって姿を消しましたが、そのカーブまで自転車を進めると、その先に居ました。いそいで望遠レンズに変えて撮影。野生のキツネを撮ったのは初めてなので、ちょっと感動。まあ、極端にトリミングしてますので、ピント悪いですが・・。
もう少し先まで行ったら太ももがくたびれたので、桂の甘い香りのするとこでビールを頂いた。じわっとかいた汗を涼めてくれて気持ちよいです。
その後日の谷を引き返す途中ではイノシシを見ました。重量感のある足音をたてて、すぐに斜面を登っていきました。
それから久沢を登りましたが、ここでは動物は見れなかったし、期待のお魚ウォッチングも、小ぶりな痩せたイワナを2匹見ただけに終わってしまいました。

この日の走行距離は20キロちょっとでしたが、この1ヶ月半、全く動かなかったせいか、なんかどえらい疲れました。